”依存の冒険家” ようだつかさのブログ

依存のキロク

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ギャンブル依存のキロク 〜依存の自分史第5夜〜

更新日:

時系列でいうと第1夜のあと。

ここからギャンブル依存が加速する。

大学生活

なんとか大学3年になれた。

2年間授業をサボリまくっていたから、

そのツケは当然のように回ってきた。

進学するのに必要な最低限の単位しか

取得していなかったし、

3年生でかなりの単位を取得しないと

卒業できない可能性が出てきた。

月曜から土曜まで授業でびっちり。

平日は1限から5限まで

土曜は3限まで

部活やゼミどころではなくなり、

生活が一変して毎日学校に行くようになった。

居酒屋でアルバイト

居酒屋でアルバイトを始めた。

オープニンングスタッフで、

某有名企業の系列店舗だ。

ポジションはホール業務だが、

主にドリンクを作る「ドリンカー」を担当した。

平日は夕方から23時まで

金曜・土曜は朝5時までの通し

授業のあとの夜の時間は

ほとんどアルバイトしていた。

仕事が終わったあとは

バイト仲間と飲みに行く

通し明けでカラオケ、パチンコ…

学校が忙しくて疲れているはずなのに

体のことを無視して遊んだ。

当然のように”大きなツケ”がきた。

アトピー性皮膚炎がひどくなる

ぼくはもともと体が弱い。

アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など

アレルギー症状を幼い頃から抱えていた。

大きなツケというのは、、

アトピー性皮膚炎がとてもひどくなったのだ。

不規則な生活

喫煙

飲酒

ストレス

水仕事

グラスを洗う洗剤

アトピーが発動するあらゆる条件を満たしていたに違いない。

今思えば、なって当然の生活をしていた。

・かゆくてねむれない

・水仕事で全身の皮膚がただれる

・眉毛がなくなるくらい顔をかきむしる

・かゆくて寝れず、何度も「死にたい、死にたい」と奇声をあげる

生き地獄だった。

楽しかったこと

学校生活の忙しさや

アトピーのつらさはあったが

楽しいこともあった。

バイト仲間とはみんな仲良しだった。

アトピーで皮膚がただれて見た目はひどかったが、

とくに気にせず遊んでくれた。

仲間とのつながりが強かったので

2年くらい仕事をつづけられた。

自分にとっては快挙だ。

パチスロついて、理論的な勝ち方を悪友から教わり

勝てるようになってきた。

消費者金融からお金を借りる頻度が減ってきたし、

打っているときはつらさを忘れられた。

学校では心理学・倫理学・宗教学など

興味ある分野の勉強ができた。

「自分は何のために生まれたのか?」

この答えをずっと探していたので、

ヒントがたくさんあった。

大学3年生、

すごく楽しいこと、すごくつらいこと

極と極が同時に存在した。

ギャンブル依存

理論的な勝ち方を学んだので、

さらにパチンコにのめり込んだ。

悪友からパチスロの方が勝てると教えてもらい、

パチスロに切り替えた。

たしかに楽しい。

3つのボタンを自分で押し、7を揃えることができる。

目押し力というのが必要で、

パチンコと違いプレイヤーの技術力が

問われるのがパチスロだった。

その他にも、知識、台やお店での立ち回りなど

深いところまで悪友からレクチャーを受けた。

忙しい日々の合間に行くようになった。

丸一日休みの日はほとんどなく、

ヒマさえあれば悪友とパチンコ屋に行った。

現実生活がとてもしんどかったので、

パチスロを打っているときくらいは

なにもかも忘れたかった。

徹底的に現実逃避がしたかった。

生きるために

今思うと心のバランスを取るために必要だったと考えられる。

そうしないと生きていけなかった。

何かに取り憑かれたようにしてまでも。

いつの間にか、、、

居酒屋のバイトなしでは生きて行かれなくなっていた。

タバコなしでは生きて行かれなくなっていた。

そして、パチスロなしでは生きて行かれなくなっていた。

ギャンブル依存だけではない。

依存という悪魔に取り憑かれ、

生活全体が依存で染まった。

気づかないうちに。

取り返しがつかない状態に

なってしまった。

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現在のようだつかさ

自分で決めて『依存の自分史』を書きはじめたクセに、

「こんなブログを、誰が好きこのんで読むのだろうか?」

と不安になったりします。笑

ぼくは何かに依存しています。

過去から現在まで

そしてこれからの未来までずっと。

だから「依存の冒険家」なのです

と、告白し過去の話を書いたところで

なんの意味があるのだろう?

と自問自答がはじります。

どなたかのお役に立てているのでしょうか。

必要であれば書き続けたいですが、

ただの自己満足だけであれば

あまり・・・

書く必要はないのかもしれません。

たしかに、

依存は軽くなりました。

パチスロは打たないし

タバコも吸わない。

だからと言って、そんなことを自慢げに話したところで

なんの意味があるのだろうか⁈

ぼくが言いたいのは、

バーストラウマとインナーチャイルドだ。

粘着力のある接着剤ような役割をしてしまい、

依存と自分が離れられないように

べったりとくっつけてしまう

ということだ。

だから、

バーストラウマとインナーチャイルドを解消するのは

依存に苦しんでいる人にとって有効的な手段のひとつだ。

ただし、

依存性の強い人は、たとえ依存の対象が良くないと思っても

手放すことが大の苦手だ。

ひどい場合、死の恐怖をともなう。

死ぬ気で引きはがそうとしないと、

手放せなかったりする。

それ以前に、

自分で抱え込んでしまって

手放そうとも思わないことがほとんどだ。

盲目的に、幻覚的に

依存の対象はわたしにとって絶対に必要なものと

自分にマインドコントロールをかけている。

バーストラウマとインナーチャイルドを解消しつつ、

セルフマインドコントロールをとき、

依存への粘着力を弱め、

依存の対象を自然と手放しやすい状態にまで、

持って行ける可能性を持つ技術が存在する。

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次回予告

次回は、、、

と言いたいところだが

今回のブログ記事に全力を投じたので

次回のことが頭に浮かばない。

また機会をみて発表したいと思う。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

あなたの貴重な時間を、

このブログを読むことに費やしていただき

心から感謝申し上げます。

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